1月15日に放送されたNHK『SWITCHインタビュー 達人達』にYOSHIKIが出演。「YOSHIKIに会いたい」と熱望する、アジアでトップクラスのファッションフォトグラファーのレスリー・キーがLAを訪れ、2人の対談が実現した。

今回の対談では、世界で活躍する2人が、コロナ禍での思いや人生観、そして未来への希望など、様々なテーマを軸にトークを展開。前半ではYOSHIKIのインタビューや写真集の撮影風景が放送され、YOSHIKIは自身のアメリカでの仕事のスタイルや生い立ち、音楽に救われた半生、拠点をLAにした理由などを語った。その中で父親とメンバーの死という壮絶な経験に触れ、「心の傷口はふさがらない。だったら流れている血で曲や詞を書こうと思った。僕は血だらけで世界に向かっている。ずっと紅に染まっています」と、今も癒えない傷を抱えていることを明かした。そして、今見据えている未来像についてレスリー・キーから問われると、「自分が生きているうちに、少しでも次のアーティスト達に対して道を開くことができれば、僕は生きてきた甲斐があるだろう」と語り、「日本人のアーティストとして、世界の壁をぶち壊したい。さらにパワーアップして前へ突き進みます」と力強く宣言した。

そして、対談の後半では、YOSHIKIがレスリー・キーにインタビューを実施。家庭環境での苦労などをカメラの力で乗り越えてきたレスリー・キーは、美しさや強さを表現する写真の裏にある思いを告白した。

YOSHIKIとレスリー・キーの“今思っていること”がじっくりと語られた今回の番組には、多くの反響が寄せられた。放送直後、SNSでは”YOSHIKI”がトレンド入りし、「やっぱりYOSHIKIは生きる伝説だな」「涙が止まらない…私の人生、YOSHIKIさんの曲にずっと救われ続けている。同じ時代に生きることができて幸せ。YOSHIKIさんの魂の力は世界中の人へ届くはずです」「レスリーが深い自分のアイデンティティを話せるのは、YOSHIKIがそれを受け止めることが出来る人だからだろうな」

「レスリー・キーさんの”私の未来の家族、それは全ての出会い”っていい話だと思った。」「”乗り越えてないんだと思う。血が流れたまま前に進んでると思う。痛みっていうのは共存、一緒に付き合っていくしかない。止めようとすると苦しくなる”本当にそう思う。だからYOSHIKIの音楽はこころにしみるんだよ」など、2人の生き方を絶賛する声が溢れている。

「SWITCHインタビュー 達人達」番組HP:https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=31314

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