日本時間7月27日(日)、YOSHIKI CHANNELにて、「健康と美」シリーズ第2弾が放送された。今回は、オートファジーと睡眠科学における最新の研究成果をテーマに、現代医学の最前線で活躍しており、ノーベル賞候補としても注目されている2名の世界的権威とYOSHIKIが対談する特別企画が実現。科学的な知見とYOSHIKI自身の個人的な体験が融合した内容となった。

番組前半には、世界的なオートファジー研究の第一人者であり、ノーベル賞候補として名高い吉森保氏(大阪大学名誉教授/医学系研究科寄附講座教授)が登場。吉森氏は、細胞が不要な構成要素を分解・再利用する仕組み「オートファジー」が、老化の抑制や病気予防、長寿に果たす役割について、最新の研究成果を交えながら解説。断食やカロリー制限によってオートファジーが活性化するメカニズムも紹介された。

YOSHIKIは、この科学的知見を自身の厳格なライフスタイルと結び付けながら、日々の健康習慣や創作活動における自己管理が、これらの原理といかに一致しているかを語った。

後半には、2023年に「ブレークスルー賞」を受賞し、「クラリベイト引用栄誉賞(Clarivate Citation Laureate)」にも選出された柳沢正史氏(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構〈WPI-IIIS〉機構長/株式会社S’UIMIN取締役CSO会長)が登場。現代人にとって深刻な課題である「睡眠の質」について、科学的観点からその重要性を解説した。柳沢氏は、睡眠を制御する神経ペプチド「オレキシン」の発見で世界的に知られ、ノーベル生理学・医学賞の最有力候補とされている。

柳沢氏は、「睡眠は時間だけでなく質が重要」であると語り、人工光やスマートフォンの画面、そして不規則な生活リズムが脳に与える悪影響についても説明。YOSHIKIも、世界を飛び回る生活の中で良質な睡眠を確保する難しさや、自身が実践するリカバリー法を共有し、活発な議論が展開された。

世界の科学界を牽引する2人のノーベル賞候補者と対話することで、YOSHIKIは「健康とウェルネス」を社会全体の関心事として提示。今回の特別対談では、専門的で難解に思われがちな医学の世界を、YOSHIKI自身のリアルな経験とともに噛み砕き、より実践的かつ理解しやすい形で紹介することとなった。

芸術家であると同時に、社会的な発信者としても活躍の場を広げるYOSHIKIは、今後もYOSHIKI CHANNELにて、音楽・芸術・医学・ライフスタイルを横断するコンテンツを通じて、心身のウェルネスに貢献する発信を続けていく予定だ。

アーカイブ映像:https://www.youtube.com/watch?v=0uMubT_L9n8


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