YOSHIKI、ビリー・コーガン(The Smashing Pumpkins)と“創造性と反骨精神”を語るポッドキャスト『The Magnificent Others with Billy Corgan』出演回が公開

7月2日、YOSHIKIが出演するポッドキャスト番組『The Magnificent Others with Billy Corgan』のエピソードが公開された。
The Magnificent Others with Billy Corgan 視聴URL
https://www.youtube.com/watch?v=xHE77hMfb6I
『The Magnificent Others with Billy Corgan』は、The Smashing Pumpkinsのフロントマンであるビリー・コーガンがホストを務め、音楽、映画、カルチャーなど各界で大きな影響を与えてきた著名人をゲストに迎える対談番組。これまでに、ジーン・シモンズ(KISS)、トム・モレロ(Rage Against the Machine)、シャロン・オズボーン(音楽マネージャー/テレビパーソナリティ)、コートニー・ラブ(Hole)、ジョン・カーペンター(映画監督/作曲家)、ナンシー・ウィルソン(Heart)、ビリー・アイドル&スティーヴ・スティーヴンスなど、音楽・映画・エンターテインメント界を代表する多彩なゲストが出演している。
今回公開されたYOSHIKI出演回では、長年にわたり親交を深めてきたビリー・コーガンとYOSHIKIが、創造性、反骨精神、X JAPAN、ヴィジュアル系、そしてAI時代における音楽表現について語り合っている。
番組内でYOSHIKIは、X JAPANがヴィジュアル系ムーブメントの形成に大きな役割を果たしたことについて、「音楽やアートはもっと自由であるべきだと思っていた」「ルールはない。自分が思いつくかぎり、型にはまったものをすべて壊したかった」と語り、当時の日本の音楽シーンや社会の空気に対する反骨精神が、X JAPANの表現の原点にあったことを明かした。
ビリーは、1990年代初頭にThe Smashing Pumpkinsとして初めて日本を訪れた際、X JAPANの巨大なヘアスタイルや独自のヴィジュアル、圧倒的な存在感に衝撃を受けたと振り返った。アメリカのバンドから見ると「このバンドは一体どの惑星から来たんだ?」と思うほど、それまでに見たことのない存在だったと語り、さらにヴィジュアル系というスタイルについて「多くの功績はX JAPANにある」と述べている。
YOSHIKIは、自身の音楽的背景について、4歳からクラシックピアノを始め、10歳でドラムを始めたこと、KISS、パンクロック、ヘヴィメタル、グラムロック、David Bowieなどから影響を受けたことを説明。その一方で、X JAPANの楽曲制作については、クラシック音楽のバックグラウンドを活かし、ギターソロやドラム、ベースの細部に至るまで譜面に書き起こし、オーケストラを構築するようにロックを作っていたと語った。
また、X JAPANの初期について、既存のメジャーレーベルのルールに従うのではなく、自分たちの表現を貫くために、自らレコードレーベルを立ち上げたエピソードも披露。YOSHIKIは、周囲からメジャーデビューのためには“正しい見た目”や“業界のルール”に合わせるべきだと言われながらも、「誰かに自分たちを定義されたくなかった」と振り返った。
ビリーは、X JAPANがインディーズ時代のライブハウスから武道館、そして東京ドームへと急速に駆け上がっていった歩みについても深く掘り下げた。YOSHIKIは、当時の成功について「ライブハウスから東京ドームまで、光の速さのようだった」と語り、日本でロックスターとして扱われる一方、アメリカではゼロからの挑戦を迫られたことも明かした。
さらに番組では、ビートルズの伝説的プロデューサー、ジョージ・マーティンとの仕事についても言及。YOSHIKIは、英語がまだ十分ではなかった当時、ピアノで自分の意図を伝えながら制作を進めたと振り返り、ジョージ・マーティンについて「アーティストの言葉を丁寧に聴き取り、それをさらに良いものにしてくれる人だった」と語った。
X JAPAN解散後、hideの死により深い喪失感に襲われたYOSHIKIは、一時は表舞台に立つことをやめ、作曲家として裏方に徹することを考えていたという。しかしその後、天皇陛下御即位10年奉祝曲の作曲・演奏を依頼されたことが転機となり、皇居前でオーケストラと共に演奏した際の観客の声を聞いて、「もう一度ステージに戻るべきだ」と感じたことを明かした。
終盤では、AI時代における音楽と人間の表現についても議論が及んだ。YOSHIKIは、AIについて「なくなるものではない」とした上で、創作においては人間の不完全さや、その瞬間にしか生まれない表現こそが重要だと語った。これに対しビリーも、たとえコンピューターが完璧にピアノを演奏できたとしても、人々はYOSHIKIがその瞬間に何を表現するのかを観に来るのだと応じ、アーティスト同士ならではの深い対話が展開された。
創造性、反骨精神、喪失と再生、そしてAI時代におけるアーティストの存在意義まで。長年にわたり親交を深めてきたビリー・コーガンだからこそ、YOSHIKIの創作の原点と、今なお進化を続けるアーティストとしての姿に深く切り込む、貴重なロングインタビューとなっている。
またYOSHIKIが、ロックのみならずクラシックの分野でも国際的に活動を続けていることにも触れられた。7月16日・17日にウォルト・ディズニー・コンサートホールで開催される2夜公演も紹介され、ジャンルを越境しながら世界を舞台に表現を続けるYOSHIKIの現在地と、次なるステージへの期待を印象づけている。
【番組情報】
番組名:The Magnificent Others with Billy Corgan
ホスト:Billy Corgan
公開日:2026年7月2日
視聴URL:https://www.youtube.com/watch?v=xHE77hMfb6I
配信:YouTube、Spotify、Apple Podcastsほか
<YOSHIKI CLASSICAL ロサンゼルス公演概要>
YOSHIKI CLASSICAL 2026 IN LOS ANGELES
WALT DISNEY CONCERT HALL
“SCARLET NIGHT” & “VIOLET NIGHT”
日程:現地時間 2026年7月16日(木)、17日(金)
会場:ウォルト・ディズニー・コンサートホール
チケット詳細:https://www.yoshiki.net/disneyhall2026
<YOSHIKI関連リンク>
YOSHIKI Official Site:
https://jp.yoshiki.net/
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